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北島康介選手リオ五輪出場かけた200m平泳ぎで敗退!そして引退を表明 [水泳]

競泳の北島康介選手が、リオ五輪代表選考会を兼ねた競泳日本選手権の200m平泳ぎ決勝で5位に終わり、リオ五輪出場を逃し、同時に第一線からの引退を表明されました。

北島康介.jpg
※http://www.asahi.com/articles/ASJ483FCDJ48UTQP008....より引用

◎ リオデジャネイロオリンピック代表選考会

2016年4月8日、東京辰巳国際水泳場で行われた競泳日本選手権第5日、リオデジャネイロオリンピックの出場権をかけて北島康介選手(33・日本コカコーラ)は200m平泳ぎ決勝に挑みました。
「リオ五輪で終わるか、日本選手権で終わるか、この日本選手権で散れば自分の競技も終わりだなという思いで去年から取り組んできた。」と語った北島康介選手。
しかし、結果は5位。
リオデジャネイロオリンピックの出場を逃し、同時に第一線を退くことを表明しました。

150mのターンまではいいカンジで来てたんですがねぇ、やはり最後の50m、ガタッと勢いが落ちてしまいました。
「どうやれば粘れるかと思ったが、粘れない。」
そうなんですよねぇ、30代ともなると自分ではやろうと思っていても身体が思うように言うことをきてくれない。
持久力もなくなってきますし、なんとも言えないこのもどかしさ・・・

ずっと、1位の小関也朱篤選手に喰らいついてたんですがねぇ、どうにも粘り切れず5位まで順位を落としてゴール。

五輪切符を掴んだ2位の渡辺一平選手とは0秒51差の2分9秒96、ちなみに1位の小関也朱篤選手は2分8秒14、2位の渡辺一平選手は2分9秒45でした。
1位とは2秒近くの差がついちゃったんですねぇ。
しかし、普段の生活で「2秒」なんて、ほんの一瞬ですよ。
ましてや「0秒51」なんて意識も出来ません。
速さを競う競技は、本当に「スゴイ世界」なんだなぁと思ってしまいますね。

◎ レースを終えて

レース後の北島康介選手は、「結果はあまりよくないが、最後まで攻めのレースができた。わりとすがすがしいというか、悔しいけれど、晴れ晴れしい気持ち。やり切った感がいっぱいだ。自分にお疲れさまと言いたい。」
そして、「はい、(真剣勝負は)これで終わりです。もうこの興奮を味わうことはない」と語り、プールを去りました。

北島康介選手は、これまでたくさんの記録を残され、また、人々の記憶にも残るスイマーです。
一時期、日本の水泳は低迷してしまいましたが、「水泳ニッポン」を蘇らせ引っ張って来られたのが北島康介選手なんですよね。
今回のレースも10代の若手選手に混じって、33歳の老兵が諦めずに見せた最後の挑戦です。
その姿を忘れることなく、ひとりでも多くの若手選手が「北島康介」に続いて「水泳ニッポン」を引っ張り続けてくれることを願いたいものですね。

今まで永い間頑張ってくれて、そして、たくさんの感動をありがとうございました。
本当に、お疲れさまでした。
タグ:北島康介
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